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■当社の調査方法は

当社は、主に経済面・工期面と併せて調査建物形状や周辺状況からも判断し、赤外線調査の他に無足場工法他の単独・併用工法での調査をお勧めしております。

●赤外線装置法による調査
●無足場工法による調査


※ビルの屋上に吊元となる機具を設置し、そこからロープでブランコやゴンドラを吊り下げて、その上に乗った作業員が外壁調査・改修等をする工法をさします。
歴史は古く、欧米では高層ビル建築や鉄橋の架設工事、大型ダムなどの工事に至るまで、あらゆる高所工事に積極的に用いられてきました。

1.赤外線装置法での調査原理


建物外壁の仕上げモルタルが剥離するとその裏面に空気層が出来る。
密閉された空気層は大きな断熱性を持っているので仕上げ材が剥離している部分では外壁表面と躯体との熱伝達が小さくなる。
一般的には、日射が当たったり外気温が高くなり外壁表面温度が上昇する時には剥離部の方が健全部より高温となり、壁面に当たる日射が減少したり、外気温が低くなり壁面温度が下降する時には逆に剥離部の方が健全部と比べて低温となる。
この温度差を、熱画像から判断する事により、剥離部を抽出することが出来る。

(出典はいずれもサーモグラフィ協会より)



4.外壁診断における赤外線装置法の活用と適用限界

(出展:社団法人建築・設備維持保全推進協会BELCAより)


診断を依頼する発注者の中には赤外線装置法の適用限界を理解せずに測定箇所や時期を指示することがあります。
その場合、事前の打合せにて、以下に示す適用限界について発注者に十分に説明するとともに、赤外線装置法により測定できる範囲と、出来ないために打診を行う範囲がある事を理解してもらう事が重要と考えています。


1)季節、天候、時刻及び気温等自然現象により影響を受ける
2)雨天又は曇天で日中の気温格差が5℃未満あるいは風速5m/sec以上の場合は測定できない。
3)壁面の方位、壁面と赤外線装置の距離、仕上げ材の材質・形状・色調及び下地材の影響を受ける。
4)壁面と赤外線装置法カメラの間に樹木や高い塀などの障害物があると測定できない。
5)建物室内の暖冷房機器又は屋外機の発熱等の影響を受ける
6)赤外線装置の種類や画像処理方法により診断結果に差異が生じることがある
7)軒裏、出隅入隅、ベランダや庇等の突起物のある場合、笠木、雨樋や柱の日陰となる部分、窓枠近傍及び凹凸の甚だしい建物では測定できない。
8)測定角度(水平垂直とも)法線に対し45°以内が望ましい。